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『情夫』もしくは『情婦』

情夫 (幻冬舎文庫)
最近読んだ藤堂志津子の小説である。

文庫の帯に書いてあった文章が目を引いた。

「結ばれないまま、終わらない恋がある。」

”まだお互いが愛し合っているまま終わらせなければならない恋”の話は、

結構ありがちというか、色んなところで目にするが、

その反対を題材にしているのは珍しいような気がする。

この小説に出てくる男女は、二十数年来、

年に数回の身体だけの不倫関係で、男が突然死んでしまうという話。

愛してるわけではないが、相手が死ねば悲しい、

セックスはしている関係なのに、二人の恋は始まってはいなかった、

そんなニュアンスだろうか。

解説にも書いてあったが、”情夫”を大辞林で検索すると以下のようになっている。

じょうふ[じやう―] 1 【情夫】

夫以外の愛人である男。いろおとこ。かくしおとこ。
また、内縁関係にある男。



”かくしおとこ”という文字で、口元がほころんだ。

私好みの表現だ。

確かに、オープンに出来る存在ではないし。

しかし、大辞林の【情夫】の説明は、あくまでも存在の立場上の意味であって、

感情抜きで書いてあるのだから、

そこに愛だの恋だのの感情があるかどうかはわからない。

同じような言葉である”愛人”や”秘密の恋人”などをタイトルに使わず、

”情夫”を使ったことが、作者が長年人気小説家でいられる理由の一つだろうか。




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*Comment

 

妻以外の愛人である女が、情婦ですか。

重い言葉ですね。

自分は、軽く軽くに、傾向してしまう癖がある。

器が小さいし、サクッと、流してしまうのが、楽だなぁ。
  • MASH21 
  • URL 
  • 2009年02月27日 22時13分 
  • [編集]

MASH21 さん。 

実際のところ、呼び方なんてどうでもいいのです。
私は”愛人”も”情婦”も嫌いではないですね。
わざわざ重く考えることもないと思いますよ~。
  • 涼子 
  • URL 
  • 2009年02月28日 11時15分 
  • [編集]

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