色は匂へど…

無理が通れば道理が引っ込む

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女の歳時記①

季節を彩る花々を考える。


日本の代表と言われるを見ると、

私は女というより母の気持ちになる。

卒業式や入学式をイメージしてしまうからだろう。

ハラハラと薄紅色の花びらが散っても、

女としての散り際を想像するでもなく、娘を想う。

私にとってのは母娘の象徴。


ポインセチアを見ると、

あの冬、12月の情熱的な逢瀬を思い出す。

人込みで抱き寄せられたあの日あの時。

まさに、女として輝いた一瞬。

その激しさは、ポインセチアの燃えるような赤に負けじとばかりに。


まだ少し肌寒い初春のの香り。

穏やかに始まった大人の恋。

湯島天神に咲き誇る紅白のの下、

初めて手をつないで歩いた中年同士。

その穏やかさは、激しさにも勝る甘美な秘密。


雨が降っていた。地面から立ち上る湿った匂い。

街路樹の並ぶその舗道の脇には、紫陽花が咲いていた。

初めて見るかなり年下のキミ。

梅雨だというのに、雨が降ることはわかっていたはずなのに、

傘を持たずに私に逢いに来たキミ。

1本の傘に仲良く納まり、跳ね上がる雨を気にしながら歩いた歓楽街。

紫陽花のアオが目に鮮やかだった初夏の午後。


それぞれの季節の花に女を感じ、

それぞれの季節に想いをめぐらせる。

もしも、花として散るならば、

想いを残すようにハラハラと1枚ずつの花びらを散らすのではなく、

椿のようにポロッと潔く散りたいと願う。





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*Comment

咲いた花なら・・・ 

散るのも覚悟ですかね~・・・
でも男同士は嫌ですねwww

同年代の桜ということで、ご一緒にw
  • たかし 
  • URL 
  • 2006年02月07日 14時08分 
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桜 

私は桜に一番女を感じるかも。背中に桜が入ってます。しかも、花咲く桜より散る桜の方が好き。

ちょっと違うけど、花に女を感じるってとこはよ~くわかる気がします。梅もいーねぇー。
  • 智佳子 
  • URL 
  • 2006年02月07日 14時17分 
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潔く散りたくなくて悪あがき中w
  • 蜜柑 
  • URL 
  • 2006年02月07日 14時25分 
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初めまして♪ 

いつも、読み逃げしていましたが、
涼子さんの文脈に惹かれている一人です☆

今回は、とても深い文章だったので、初コメさせて頂きます!

私も「桜」かな~

散りながらもまだ、美しさを失わないところに、憧れます★
  • ルナ☆ 
  • URL 
  • 2006年02月07日 19時28分 
  • [編集]

花それぞれの 

美しさ・・・ってありますよね
桜の花吹雪も
一枚ずつ花びらを脱ぐようにちる山茶花も
椿は・・・・散ってもなお「花」であり続ける
そんなイメージがあります
どの花もそれぞれに美しい
美しい散りざまには憧れますが
まだまだ無理かも^^;
  • 宵闇亭夢猫 
  • URL 
  • 2006年02月08日 08時35分 
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源氏占いで・・・ 

花散る里になったような記憶がw

>たかしさん
中年同士は桜がお似合いかちら?w

>智佳子さん
ハジメマシテ。背中に桜ですか~。カッコいいかも!
遠山の金さん??w(違)

>蜜柑ちゃん
いや~、あなたはまだまだ大丈夫。
ハイソックスが似合うんだから!!

>ルナさん
コメントありがとう。
日本人にとって、感じ方に違いはあれど、
桜って、絶対に心に響く花ですよね。

>夢猫さん
椿のように潔く落ち、母なる大地の土に返ります。
いつかね・・・。
  • 涼子 
  • URL 
  • 2006年02月08日 12時59分 
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私が「花」って聞いて、一番に思い浮かんだのは 奄美大島出身の島唄の唄い手・中孝介(あたり こうすけ)さん。 ☆公式HP → 中 孝介 オフィ...

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